Grapevine

高校生の頃、グレープバインをよく聴いていました。バンドです。

音楽番組では、文学的な歌詞と美麗なメロディ…などと紹介されていたような気がします。

歌詞が好きでした、が、深く読み込んでということではなく、スッと心地いいと感じます。今でもときどき聴いたり、カラオケで歌ったりします。

それからグレープバインは、ボーカルが作詞をするところは普通なのですが、ドラムがメインで作曲をしており、それって珍しいな!と思って、そういうのを調べて興奮していました。

 

CDのクレジットを読み込むのが好きでした。

私は、バンドメンバーのだれが作詞をしてだれが作曲をして、というのをとても気にしていました。

作詞、作曲、編曲、プロデュース、各楽器の奏者の名前などを見て勝手に悦に入っていました。

L'Arc-en-Cielは全員作曲しててすごいなあ、とか、GLAYはなんでボーカルが作詞しないのか?とか、Tack&Yukkyっていいなあ〜とか。

「作詞」「作曲」を英語でどう表記するかもまちまちでしたね。wordsとlyrics。musicとcompose。コンポーズのほうがかっこいいと思っていたけど、ミュージックって表記したほうが飾らない感じでいいかも、と思い直してみたり。

そういえば洋楽のCDの歌詞カードの中の解説も、詳しくないからほとんど意味わからないのに熱心に読んでいました。あれってなんだったんだろう?今も変わらずあるのでしょうか。

CDという物体が消えていきそうな今、音楽作品の製作者の存在を知る機会も失われるのだろうか?